嫌われる勇気07

岸見一郎古賀史健嫌われる勇気07ダイヤモンド社20170808(Mon)

前回のまとめ

アドラー心理学の目標4つ

人間の行動の目標個人としての自立、社会の人と協調して生きる、わたしには能力がある、人はわたしの仲間であるという意識

人生のタスク対人関係の距離と深さ三つの絆仕事のタスク交友のタスク愛のタスク

一人の個人が、社会的な存在として生きていこうとするとき、直面せざるを得ない対人関係、それが人生のタスク。

人生の嘘さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする態度

アドラー心理学の目標4つ人間の行動の目標個人としての自立、社会の人と協調して生きる、わたしには能力がある、人はわたしの仲間であるという意識

アドラーは、人生のタスクや人生の嘘について、善悪で語ろうとはしない。善悪や道徳ではなく、勇気の問題である。アダラーの心理学は、勇気の心理学。

アドラーの心理学使用の心理学何が与えられたではなく、与えられたものをどう使うか。

目的論の立場にたって、自らの人生を、自らのライフスタイルを、自分の手で選ぶ。われわれにはその力がある。

承認欲求を否定するアドラーの心理学では、他者からの承認を求めることを否定する。

課題の分離誰の課題かの見分け方その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?を考える

話の展開が速いなあ。次と新しい概念目的論、人生の目標、人生のタスク、人生の嘘、課題の分離が登場する。自分の問題におきかえて、じっくり考察することが必要なんだろう。けれど、こんなにどんどん風呂敷を拡げてどういう結末に持っていくのかにも、興味がある。

143他者の課題を切り捨てよ

144例ひきこもり。引きこもりから抜け出すか抜け出さないか。どうやって抜け出すか。これらは引きこもり本人が解決すべき課題。学校や親や友人が介入することではない。だが、何らかの援助は必要。援助の用意があるというメッセージは送る。そのためには、普段からの信頼関係が必要。

注子供の問題で悩んでいる親は、子どもこそわが人生と考えがち。子どもの課題まで自分の課題と考え、気が付けば、人生からわたしが消えている。しかし、子どもは独立した個人。他者はあなたの期待を満たすために生けているのではない

子どもを信じるという行為もまた、課題の分離。あなたの期待や信頼に相手がどう動くかは、他者の課題。

これから先は、自分の課題ではない、という境界線を知る。そして他者の課題は切り捨てる。それが人生の重荷を軽くし、人生をシンプルにする。

そう、他者の課題に余計な親切顔の干渉はしない。まして、その親切顔に感謝や尊敬を期待しない。そのことで相手を傷つけ、相手を悲しませても関係ない。

そこには、ブッダが説く犀のごとく一人で歩む勇気が必要。

146対人関係の悩みを一気に解消する方法

あなたにできることは、自分を信じて最善の道を選ぶこと。その選択を他者がどう評価するか。それは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話。課題の分離とはそういうこと。

あなたは他者からの視線、他者からのの評価が気になって、他者からの承認を求めてやまない。

なぜ、他者の視線が気になるか。アドラー心理学では、課題の分離ができていない、他者の課題を自分の課題と考えているからだ、と見る。

149例上司

あの上司がいるから仕事ができない。これは原因論

できない自分を認めたくないから、嫌いな上司を作りだす。こちらは目的論的な発想。

上司が理不尽な怒りをぶつけてくる上司の課題

他者の課題に介入せず、自分の課題には誰一人介入させない。アドラー心理学はどこへ行くのか

つづく

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